(有)越川 | 日記 | 酸化と糖化

魚津市は健康都市で街づくりを行うべきです。そしてそれは民間の医療機関の充実が大きな力となっています。魚津市は４万人ちょっとの北陸の小都市ですが、先進のアンチエイジングに特化したスコールという施設があります。昨日病院長の浦田先生を尋ねてこれからの医療についてお話を伺ってきました。先生は酸化ストレスに対してご自身の体験から強い関心を持ってこられました。そして老化と成人病という視点からも、これらを未然に防ぐための医療がこれからの時代は必要とされると考えられ、スコールというアンチエージング施設を開設されました。

病院施設、代替医療、プールとスパ、マクロビオティックレストラン、ジム、リラクゼーションなど医療と癒しの空間が一体化したものです。また「ちょうろく」という老健施設も運営され、医療と介護のネットワーク化に取り組んでこられました。在宅医療に関しても平成初期から取り組んでおられ、２４時間体制を構築されています。

先生は老化と成人病に対して、酸化ストレスと同時に糖化という現象も注視しなければならないとの認識をお持ちです。糖化というと炭水化物とその編性物質の過剰摂取によるもので、最終的に活性酸素にもつながるものだそうです。

魚津市の国保税と介護税が富山県で一番高い現状ですが、これを逆手にとって、全国から癒しと健康の街として多くの方々に来ていただけるような街づくりに大きな可能性を見出したところです。